カラダの適応能力について
人間のカラダは適応する力があります。
骨折したら前よりも骨が強くなる、野球のバットで素振りして手の皮が剥けてしまえばマメとなって皮が厚くなるなど。
こういったカラダが前よりも強くなるといった行為は簡単に言えばその負荷に対してカラダが適応した結果であります。
筋トレもこの人間の適応能力があるため筋肉が付くという結果となります。
例えばチェストプレスでは主に胸の筋肉に負荷をかけて重りを挙げます。
今までは30kgを10回挙げる筋肉が無くてもやり続ける事で筋肉は30kg10回挙げる筋肉が付き挙がるようになってきます。
ここでこの方は30kg10回を挙げるだけの筋肉をつけて適応できた訳です。
しかし、ずっとこの同じ重量もしくは回数でやってもそれ以上の負荷が掛からないため、これ以上筋肉を付ける事はできません。
更に筋肉を付けたいのであれば、負荷を挙げるなどして今よりも胸に掛かる負荷を上げなければなりません。
そうする事で筋肉はまたその負荷に対し適応し、筋肉を付ける事ができます。
こういった事を繰り返す事でどんどん筋肉が付きカラダを変えることができます。
カラダを変えたいなら筋肉に負荷を上げ続けなければなりません。
重量を上げる、トレーニング種目を変える、回数・セット数を変えるなどこれらは全て筋肉に負荷を与え続けるための手段になります。
重量は回数などノートに記入しておくなどは変化を客観的に見ることができるのでオススメです。
それを見返すことで重量を上げようかなどの選択もしやすくなるはずです。
ただ何とくなくトレーニングをするのではなく、こういった事の意識の違いもカラダを変えることに大きく繋がるはずです。