科学的・非科学的の調和で行うカラダ作り

都内にてパーソナルトレーナーとして働く。筋トレ、ダイエット、ボディメイクなどの情報発信してます。

カッコいいカラダを競うコンテストについて

一昔前だと、ジムに通って筋肉を鍛えているという人はボディビルダーのイメージが強い人が多いのではないでしょうか?

 

ボディビルダーと言えば、筋肉モリモリできわどいパンツを履いてポーズを取っているそんな印象かと思います。

 

人によってはそれに強い憧れを抱く人もいますが、そこまで筋肉を付けたくない(※ボディビルダーの様なカラダを作るのは並大抵の努力じゃできません。笑)と思う人も多いと思います。

 

デカいよりも、スタイリッシュでボクサーとか、クリスチアーノロナウドとか、腹筋が割れて筋肉もあるようなカラダを目指したい人の方が多いのかもしれません。

 

ここ数年前からフィットネスブームが起きており、特に男女問わず若い世代のトレーニングを始めてる方はかなり増えている印象です。

 

その要因を一つが、フィジーク、ベストボディジャパンやサマースタイルアワードなどのコンテストに出場を目的や目標としてトレーニングに励んでいる人が増えたからだと思います。

 

このフィジーク、ベストボディジャパン、サマースタイルアワードは筋肉美を競うコンテストなのですが、ボディビルの様な筋肉隆々さが必要ではなく、よりスタイルリッシュな感じで評価されます。

 

今回はボディビル以外のコンテストについて、詳しく説明していきたいと思います。

 

まずコンテストにはボディビル以外にもカテゴリーが存在します。

カテゴリーの内容としては、

・ボディビル

・クラシックボディビル

・メンズフィジー

・スポーツモデル

メンズであれば、大きく分けてこの4つのカテゴリーが存在します。

団体によっては、他にもカテゴリーが存在しますし、メンズフィジークでも団体によって評価基準が違ってたりもします。

例えば、Aの団体のメンズフィジークに出場して1位だったけど、Bの団体だと入賞止まりという感じです。

 

この団体というのも日本にはいくつかあり、

・JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)

・FWJ(Fitness World Japan)

・ベストボディジャパン

・サマースタイルアワード

・SBC(Super Body Contest)

・NABBA JAPAN

以上の6つ日本にあるメジャーな団体です。

JBBF、FWJにはボディビル、クラシックフィジークのカテゴリーがありますが、その他のベストボディジャパンやサマースタイルアワードなどにはありません。

フィジークに関してはどの団体もカテゴリーとしては存在していますが、JBBF、FWJで出場される方が圧倒的です。

 

サマースタイルアワード、NABBA JAPANはスポーツモデルがメインカテゴリーです。

サマースタイルアワードは主催者が有名人の金子賢さんという事でも有名です。

 

ベストボディジャパン、SBCはカテゴリーとしてはどれでもないのですが、スポーツモデルに近いです。

サマースタイルアワードとNABBA JAPANは三角パンツを履いてステージに立ちますが、ベストボディジャパンとSBCに関しては、ボクサーパンツです。

 

三角パンツであればお尻も見える為、お尻までのカットが順位を上げるポイントの一つとなります。

ボクサーパンツだとそれが見えないため、評価にはなりません。

(※かなり絞らないとお尻までカットは出ないので、見えないくてもお尻にカットが出るまで絞るという事はむしろ大事です。)

 

JBBFはもう何十年以上前からある団体です。

コンテストブームの火付け役がベストボディジャパンだと思います。

それまでコンテストと言えばボディビルのみでしたが、かっこいいカラダを競う日本初のコンテストが2013年ベストボディジャパンによって第一回が開催されました。

 

それから、アメリカのIFBB(世界で一番メジャー)と言う団体がフィジークというカテゴリーを作りあげ、日本でもフィジークが取り入れられるようになり、より盛り上がりを見せております。

 

筋肉は一朝一夕では大きくならなく、ベストボディジャパンなどに出場してから、何年後かにフィジークに出場し、そのまた数年後にボディビルに出場するという人も増えます。

 

コンテスト出場経験のある人は、ボディビルダーというあの筋肉を作り上げるカラダに尊敬する人が多いと思います。

常日頃から自分のカラダと向き合って、トレーニングや食事を管理してないと行き着けない場所だと気付きます。

 

このフィットネスブームは、コンテストに出場し、良い結果を出す事を目標にしてトレーニングに励むという一つのトレーニング対する目的が出来たのが大きいと思います。

ただ腹筋を割りたいとかかっこいいカラダになりたいという目標意識だと目標が曖昧で中々ゴールが見えない為、途中で挫折してしまう事が多いかと思います。

コンテストに出場となると、大会の日が決まっている為にそれに合わせて行動するという計画性と目標意識がより強い状況を作れます。

 

何となくでトレーニングしてるけど、かっこいいカラダを目指しているという人はコンテストに向けてトレーニングするというのも一つの良いきっかけになるかと思います。

 

社会人になると何か目指すという事は少なくなっているかとも多いと思うので、何か一つの目標に対して全力で取り組みといった自己成長にも繋がるかと思います。