科学的・非科学的の調和で行うカラダ作り

都内にてパーソナルトレーナーとして働く。筋トレ、ダイエット、ボディメイクなどの情報発信してます。

コンテスト出る為の3つの必要な事

フィジークやスポーツモデル、ベストボディジャパンなどコンテストに出てみたいと思う人もここ数年で男女問わず増えきてます。

 

一昔前だと、コンテストに出ると言ったらパーソナルトレーナーやインストラクターなどフィットネス関係の仕事をしてる方がほとんどでしたが、今ではフィットネスは全く関係のない職種をされてる会社員の方や、学生、経営者の方などからも出場されてます。

 

仕事をしながら、トレーニングし、食事管理をすることは並大抵の努力ではないので、私の様なパーソナルトレーナーからしたら尊敬に値します。

 

現に私のお客様でも最初はダイエットや筋肉を付けたいという目的でしたが、半年、1年と続けていくうちにカラダも変わってきて、私がコンテストに出てるという事もあり、お客様自身も出てみたいと言って下る事もあります。

 

コンテストには色々なカテゴリーや年齢別など団体によって様々ではありますが、基本的には誰でも出場する事はできます。

 

その中で、より好成績を収めるのであれば主に3つの要因が必要となってきます。

 

まず第一は、筋肉。

当然な事ですが、筋肉がないとメリハリまたはカットが出ないので薄い感じになってしまいます。

個々の筋肉がそれぞれある事で絞った時に彫刻の様なカラダを作り上げる事ができるわけです。

レーニングにおいてもより細分化して胸なら上部、中部、下部と分けて鍛えたり、肩でも前部、中部、後部と個々にトレーニングする必要があります。

この様にトレーニングすることでバランス良くなり、絞った時によりステージ上で筋肉がより大きくみえます。

 

第二は、絞りです。

コンテストに出るにあたって一番大切であり、絞り切るというのは大変なことかもしれません。

なんでも好きなものを食べていたら当然脂肪は減らないし、食事管理しているのに減らなくなったなのでスムーズに絞り切る事は並大抵ではありません。

ただ、絞り切った時には今まで見たことない自分に出会え、達成感も非常に強いです。

それだけ絞るとは大変な作業である為、絞り切った人を見るとリスペクトに値します。

デカくても脂肪がある人よりは、絞り切って筋肉のセパレーションがくっきり出てる人の方が順位は高い傾向にあります。

 

絞る為に食事管理はもちろんの事、有酸素運動やHIIT(高強度インターバルトレーニング)、サプリやトレーニング方法を変える、食事ではチートデイやリフィードなどなど、この手あの手を使って脂肪を極限までに絞ろうとします。

 

そして、大会1週間前ぐらいから、ウォーターローディング、カーボディプリート、カーボアップしていざ当日の大会にという感じがカラダを最高な状況に持っていく為の過程になるかと思います。

 

しっかり絞り込まないと、カーボアップなどは意味もなさいない為薄皮一枚になる為にも、何ヶ月も前から減量を開始し、計画的にやっていく計画性と継続力が必要になるます。

 

そして第三が、ポージングです。

レーニングはしても、ポージング練習が疎かになってる方は結構いるかと思います。

まず、コンテストを目指そうとしない限りポージング練習はしないでしょうし、いざコンテストを目指すとしても筋肉を付ける、絞る事に9割ぐらい意識が向きポージングに関しては大会1〜2週間前に少しやって覚えるぐらいで大会当日に臨まれる方が初心者の方ほど多いです。

 

ここで勘違いして欲しくないのが、コンテストは競技です。

ただ筋肉や絞りを評価するのではなく、各団体が決めているポージングルールに沿ってポージングを行い、筋肉や絞りを際立たせるという事です。

いわゆる技術的要素になります。

ポージング次第で、より大きくみせる事もできますし、自分自身を周りよりも目立たせる事ができます。

 

一度コンテストに出たことのある人はポージングの難しさや重要性が身をもって実感すると思います。

 

練習では鏡で見てポージング練習しますが、コンテストのステージでは鏡はなく、感覚によります。

緊張する事で、筋肉が抜けたり忘れたりと練習不足であるほどそう言った事に落ちいってしまいます。

 

なので、コンテストの出場を決めたなら減量開始するとともにポージング練習も並行してやる事をオススメします。

 

ポージング練習する事でマッスルコントロールの発達にも繋がります。

マッスルコントロールとは動かしたい筋肉を自由自在に固くしたり緩めたりできる事です。

このマッスルコントロールがポージングでは必要になり、マッスルコントロールができる様になればトレーニングでもより意識ができよりトレーニング効果が上がります。

 

最後に、コンテストでる時は日焼けも必要になります。

日サロに行き焼き込むのもいいですし、今ではカラーリングを前日、前々日に行う事もできます。

ステージ上ではライト照らされ明るい為、カラダが黒くないとぼやけてしまいます。

より筋肉を際立たせる為にも肌を黒くする事も必要になります。

 

いざコンテストに出場となると、色々やらないといけない事が多くありますが、最後までやり切って大会に出場する事で終わった後は非常に達成感に溢れ、それで成績も良ければ嬉しい限りです。

大会後に振り返り反省する事で課題が見え、次からのコンテストに向けてスタートするという自己成長へと繋がります。

 

減量は特に大変かもしれませんが、得られるものもやり切ればかなり大きいので、是非少しでも興味がある方はオススメします。