スポーツと筋トレの相関性
ダイエットやコンテストの為など見た目をよくしたくて筋トレもする人がいれば、スポーツで競技力を向上させたくて筋トレを取り入れる人もいます。
特に最近は日本でもウェイトトレーニングを積極的に取り入れるアスリートや学生も増えている印象です。
部活を経験してた人はよく腕立て伏せや走ったり、主に自重トレーニングをやっていたのではないでしょうか?
ウェイトマシーンを揃えるのはかなりの資金が必要なのでトレーニングルームがある学校は少ないと思います。
そういった理由もあり、自重トレーニングや走る事で体力レベルの向上に取り入れてると思います。
そもそも筋トレや走ったりするのが嫌いだった人は多いかもしれません。
競技の練習だけをしてスキルアップすればいいんじゃないかと思う事はあったでしょう。
私も部活で野球を高校までやってましたが、まさにそのように筋トレが嫌でやらされてる感が強かったです。
ただパーソナルトレーナーになり、カラダの事を勉強し、筋トレするようになってあの頃に本格的に筋トレをやるべきだったと思います。
今回はその理由とスポーツの向上において筋トレをするメリット・デメリットをお伝えします。
まず、競技のパフォーマンスを上げるには技術練習も大事ですがそれと同じくらい筋トレをして筋力を上げる事が大切です。
まず、筋力を上げるのと筋肉を大きくするというのは似ているようで正確には意味が違います。
ボディビルダーは筋肉を大きくするいわゆる筋肥大を目的としてトレーニングをしています。
それに対してウェイトリフティングやパワーリフターは如何に重たい重量を上げれるかを目的としています。これは筋力アップとなります。
スポーツの競技力を上げるのは筋力アップが必要となります。
ボディビルダーやウェイトリフティングは筋トレをする事自体直結しますが、スポーツ選手だと競技の練習とプラスして筋トレをすることになります。
なので、スポーツ選手が筋トレするデメリットとしては、
・筋トレの時間の確保
・筋肉痛
があげられます。
ただし、筋肉痛に関しては筋力アップを目的としたトレーニングであればさほど影響はないと思います。
メリットは、
・筋力の向上
・筋力向上にともうパワーアップ
・カラダを大きくも、絞る事も可能
・パフォーマンスアップ
この様に必ずポジティブな影響を与えるはずです。
筋肉が付いてカラダが重くなると言われる事もありますが、真相は全くの逆です。
確かに筋肉が付く事で体重は増えるかもしれませんが、筋肉自体は力も強くなるのでそれ以上にパワーが発揮できるものです。
カラダが重くなるのは脂肪もより付けた場合です。
筋肉が競技に邪魔になるという事に関しては、ボディビルダーがぐらいに肥大してしまったら影響はあるかもしれません。
変わったカラダに対してパワーが上がっている訳なので今までと同じような動きだと感覚が違う事はあります。
それには技術練習とパワーアップしたカラダを上手く動き繋げるトレーニングも必要になります。
よく、競技の動きをマネて重りを持ち筋トレをするケースがありますがそれは辞めた方がいいです。
筋トレの目的は筋力をつける事が目的ですので、その為のトレーニングをやる事で筋力アップができ、ケガのリスクを最小限にすることができます。
動きをマネてしまうのは筋力アップに非効率ですし、ケガのリスクも上がってしまいます。
筋トレをするならベンチプレスやスクワット、デッドリフトを中心に高重量かつ全体的に鍛えれる種目を選択する事をオススメします。
ボディビルダーのように肩のリアとか脚の大腿直筋を狙ったトレーニングではなく、全体を使えるトレーニングを選択する事で効率よく筋力アップを狙えます。
回数などは最初は8〜10回で中重量の負荷で基礎的な筋肉、フォームを習得し、慣れてきたら3〜5回の高重量でやる事でより筋力アップを狙えます。
スポーツ選手は限られた時間の中で競技練習、試合をしなければなりません。
競技生活は一般的な仕事と違い20代30代でピークが終わってしまうスポーツが多いです。
パフォーマンスのアップにも繋がりますが、ケガのリスクの防止にも筋力を付ける事で役立ちます。
筋トレは労力が必要になりますが、結果的に今よりもレベルアップできるのでまだウェイトトレーニングをやってない方は是非ウェイトトレーニングを取り入れてみて下さい。